わしんデンタルクリニックの斎藤です。
まず最初に、昨年の熊本地震から4月14日で1年が経ちました。
被害に遭われた方、今も避難を余儀なくされている方、お見舞い申し上げます。
生活が元通りになるにはまだまだ多くの時間が必要で、心のケアも大切だと思います。
私たちも自分ができることをみつけて、ともに復興に進んでいけたらと思います。
今回は、先日スタッフと一緒に「応急手当」の講習を受講しましたので、ご紹介させていただきます。
私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるか予測ができません。このような時、病院に行くまでに家庭や職場でできる手当のことを「応急手当」といいます。
私たちが働く歯科医院はもちろんですが、診療室以外でも、けが人や急病人が発生した場合、その付近に居合わせた人(バイスタンダー)が迅速に的確な手当を行えば、傷病者の救命効果が向上し、傷病治療の経過にも良い影響を与えることは医学的見地からも明らかになっています。
柏市消防局のリーフレットから転載させていただいております。 |
このようにいざ緊急の事態に遭遇した場合、適切な手当を実施するには、日頃から手当に関する知識と技術を学び、身につけておくことが不可欠ですから、私たちは2,3年ごとに「応急手当」の講習に参加しています。
心臓マッサージの練習をしている当院スタッフ”Kさん” |
最近は、不特定多数の人が出入りする駅、学校、ホテル、空港や飛行機の中などで、AED(自動体外式除細動器)と書かれた器械を見かけることはありませんか?
このAEDは、突然心停止を起こして倒れた人を、そこにいる人たちがその場でAEDを使って命を救うことができる医療機器なのです。
Jリーグでは、すべての試合会場に設置しているそうです。
柏市では公共施設はもちろん、24時間営業のコンビニエンスストアの協力を得て138店舗にAEDを設置し、市内に415カ所AEDの設置(2016年7月4日現在)をしているそうです。
柏市の「救急救命ステーション」AEDの設置場所
→http://www.city.kashiwa.lg.jp/fdk/3510/3513/p026556.html
柏市のコンビニエンスストアのAED設置場所
→http://www.city.kashiwa.lg.jp/fdk/3510/3513/p035272.html
私たち歯科医院もAEDを設置している診療室が増えてきました。
当院にも、AEDを設置しておりますので、きちんと使用できるように定期的に講習を受けています。
当院のAED |
診療室のドアにも、AEDを設置しているステッカーを貼っています! |
次回は「応急手当」の実際をご紹介したいと思います。
それでは今回はここまでです(@^^)/~~~
みなさんが、たくさんの笑顔に囲まれますように!